【2027年開始予定】病院の薬代が上がる?OTC類似薬見直しで患者負担増へ|家計への影響をわかりやすく解説
- 4月24日
- 読了時間: 3分
公開日:2026.04.24監修:医療制度解説チーム
結論
風邪薬・湿布・花粉症薬など“身近な薬”の自己負担が
増える可能性があります
【2027年開始予定】病院の薬代が上がる?otc類似薬見直しで患者負担増へ-家計への影響をわかりやすく解説

2027年3月から、病院で処方される一部の薬について、
患者さんの自己負担額が増える見通しとなりました。
対象となるのは、ドラッグストアなどで買える市販薬
と成分や効能が似ているOTC類似薬です。
つまり、
風邪薬
解熱鎮痛薬
湿布
花粉症治療薬
保湿剤(一部)
など、日常的によく使われる薬が中心です。
OTC類似薬とは?

OTCとは、
Over The Counter(オーバー・ザ・カウンター)
の略で、薬局・ドラッグストアで購入できる市販薬のことです。
OTC類似薬とは、その市販薬と似た成分・効能を持つ病院処方薬を指します。
何が変わるの?
これまでは病院で薬を処方されると、健康保険が使えるため、
1割負担
2割負担
3割負担
で済んでいました。
しかし制度改正後は、対象薬について追加負担が発生する予定です。
つまり、
「病院でもらっていた薬が今までより高くなる」
可能性があります。
家計への影響は?
こんな方は影響を受けやすいです
花粉症で毎年薬をもらう方
抗アレルギー薬
点鼻薬
点眼薬(一部)
湿布を定期的にもらっている方
肩こり
腰痛
関節痛
風邪のたびに受診する方
解熱鎮痛薬
咳止め
鼻炎薬
子どもの薬をもらう家庭
風邪薬
解熱剤
アレルギー薬
例えばどう変わる?
(※今後詳細制度で変動あり)
これまで診察+薬代=比較的安価
今後診察+追加負担+薬代
となり、1回ごとの支払いが増える可能性があります。
患者さんが不安になるポイント
① 病院に行った方が高い?
軽い症状なら市販薬の方が安いケースも出てきます。
② 病院に行くのを我慢してしまう
「お金がかかるから様子見しよう」
この判断で悪化するケースも心配されています。
③ 高齢者・子育て世帯の負担増
定期的に薬が必要な方ほど影響は大きくなります。
どう対応すればいい?
① 軽い症状は市販薬活用も選択肢
薬剤師さんへ相談しながら購入するのも一つです。
② 長引く症状・強い症状は早めに受診
高熱
呼吸苦
強い痛み
長引く咳
子どもの体調不良
は自己判断せず医療機関へ。
③ かかりつけ医に相談
「この薬は市販薬でも代用できますか?」
「病院処方の方が良い理由はありますか?」
遠慮なく相談しましょう。
医療機関から見ても課題があります
今回の制度は医療費抑制を目的としていますが、
必要な受診控え
重症化リスク
窓口トラブル増加
高齢者負担増
などの懸念もあります。
本当に大切なのは“使い分け”
市販薬でよいケース
軽い鼻炎
軽い頭痛
一時的な風邪症状
受診が必要なケース
症状が強い
繰り返す
慢性疾患あり
子ども・高齢者
市販薬で改善しない
まとめ
2027年3月から、身近な薬の自己負担増が予定されています。
しかし、薬代だけで受診を我慢するのは危険な場合もあります。
迷ったら、
薬局で相談
かかりつけ医へ相談
早めの受診
この3つが大切です。
制度変更で不安な方は、かかりつけ医・薬剤師へお気軽にご相談ください。正しい情報を知ることが、家計と健康を守る第一歩です。
