【2026年診療報酬】地域包括診療加算の見直しを徹底解説|クリニックが対応すべき7つのポイント
- 4 日前
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前

はじめに
2026年度の診療報酬改定において、「地域包括診療加算等」の見直しが実施されました。今回の改定は、高齢化の進展や慢性疾患患者の増加を背景に、継続的かつ全人的な医療の提供体制を強化することが目的です。
本記事では、改定内容をわかりやすく整理し、クリニック経営・現場対応に役立つポイントを解説します。
地域包括診療加算とは?
地域包括診療加算は、慢性疾患を有する患者に対して、かかりつけ医として包括的な診療を提供する体制を評価する制度です。
改定の全体像
① 評価体系・対象患者の見直し
今回の改定では、制度の簡素化が大きな柱です。
認知症関連加算が統合
対象患者の拡大
新たに追加された対象患者
脂質異常症
高血圧症
糖尿病
慢性心不全
慢性腎臓病
さらに、要介護・要支援認定を受けている患者が対象に追加されました。
▶ ポイント「医療+介護」を一体で見る体制がより重要に
② 連携薬局の要件緩和
これまで必要だった「24時間対応体制」について見直しが行われました。
変更点
院内で緊急処方(解熱鎮痛薬など)が可能な場合
→ 24時間対応薬局でなくてもOK
▶ ポイント地方・小規模クリニックでも対応しやすく

③ 認知症患者への診断後支援の強化
認知症診療において重要な変更です。
追加された考え方
診断後の支援を重視
地域包括支援センターとの連携
推奨事項
患者・家族への支援情報の案内
▶ ポイント「診断して終わり」ではなく「支援までが診療」
④ 薬剤適正使用連携加算の見直し
多剤併用(ポリファーマシー)対策が強化されました。
変更点
他医療機関と連携した処方見直しを評価
薬剤数が減少した場合でも算定可能
▶ ポイント「減薬=評価される」仕組みに
⑤ 医師配置要件の緩和(過疎地域対応)
医療資源の少ない地域への配慮が強化されました。
変更点
医師配置要件を緩和
▶ ポイント地方医療機関でも算定しやすく
⑥ 外来データ提出加算の新設
データ提出に対する評価が新設されました。
対象
診療報酬請求データ
治療管理情報
▶ ポイント今後は「データ提出=必須インフラ」に
⑦ 残薬対策・服薬管理の強化
服薬管理がさらに厳格化されました。
新要件
診療時に残薬確認を必須化
電子処方箋の活用を明確化
▶ ポイントデジタル化対応が評価に直結
今回の改定は、単なる制度変更ではなく、
「かかりつけ医の役割強化」への大きな転換点
です。
特に重要なのは:
医療+介護の一体対応
ポリファーマシー対策
データ提出・DX対応
