【2026年診療報酬改定】リフィル処方・長期処方の本格推進
- 3月27日
- 読了時間: 3分
医療DXと後発医薬品政策の転換点を徹底解説
監修:ドクターエージェント代表取締役 金田 一成

はじめに|今回の改定の本質
2026年(令和8年度)診療報酬改定では、単なる点数調整ではなく、
「医療の効率化 × 医薬品コスト最適化」かかりつけ医機能の強化」
という2つの大きな政策軸が明確に打ち出されました。
特に重要なのが以下の3点です。
リフィル処方・長期処方の本格推進
後発医薬品(ジェネリック)の使用促進
医療DXによる情報管理の効率化
① リフィル処方・長期処方の推進
■ 重要改定ポイント
今回の改定で最もインパクトが大きいのがここです。
✔ 特定疾患処方管理加算の見直し
加算1(28日未満)→ 廃止
加算2:66点 → 56点へ減点
短期処方は明確に評価を下げる方向
✔ リフィル処方の評価強化
リフィル処方箋でも
特定疾患処方管理加算の算定が可能に
つまり
【長く・効率的に・継続管理する医療」が評価される時代へ
② かかりつけ医機能の強化
地域包括診療料などにおいて、
新たに追加された要件
リフィル処方・長期処方を
患者へ説明・周知することが必須化
■ 現場での重要ポイント
これは単なる制度変更ではなく、
✔ 説明義務の発生✔ 同意形成の重要性✔ 医療の「選択型」への変化
を意味します。
③ 後発医薬品政策の強化
■ 一般名処方加算
区分 | 現行 | 改定後 |
加算1 | 7点 | 10点 |
加算2 | 5点 | 8点 |
一般名処方は必須戦略へ
■ 後発医薬品使用体制加算(衝撃レベルの増点)
区分 | 現行 | 改定後 |
加算1 | 47点 | 87点 |
加算2 | 42点 | 82点 |
加算3 | 37点 | 77点 |
約2倍近い評価
■ 外来後発医薬品使用体制加算
区分 | 現行 | 改定後 |
加算1 | 5点 | 8点 |
加算2 | 4点 | 7点 |
加算3 | 2点 | 5点 |
④ 処方箋料・薬剤情報提供料の見直し
■ 処方箋料(減点傾向)
区分 | 現行 | 改定後 |
向精神薬多剤 | 28点 | 20点 |
長期処方等 | 40点 | 32点 |
通常処方 | 68点 | 60点 |

単純処方は収益性低下
■ 薬剤情報提供料
10点 → 4点
紙ベース情報提供の価値低下 DX(電子情報共有)へ移行
⑤ 医療DXの影響
今回の改定は明確に「紙 → データ」への転換を意味します。
■ 重要ポイント
電子カルテ連携
処方履歴の一元管理
医薬品情報のデジタル共有
⑥ 経営へのインパクト
今回の改定は
「診療のやり方」で収益が変わる時代を意味します。
■ 勝つクリニック
✔ 長期処方を適切に活用✔ リフィル処方を導入✔ 後発医薬品比率を上げる✔ DXを活用
■ 負けるクリニック
✖ 短期処方中心✖ ブランド薬中心✖ 紙運用✖ 説明不足
⑦ 今後の戦略(ドクターエージェント視点)
カズナリさんの立場として重要なのはここです。
■ 人材・運営戦略
薬剤管理・説明ができる人材の強化
医療事務のDX対応スキル
外来効率化オペレーション構築
■ SEO戦略にも直結
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まとめ|今回改定の本質
今回の診療報酬改定は一言で言うと「効率化できる医療だけが評価される時代」
